プレミアクラスの校正

Leitz InfinityおよびLeitz PMM-C Precision CMMはクローズフレーム設 計で、高精度な測定を実現

ゲージおよびマスター部品を効率的に使用するには、定期的校正が必要です。すべての製造業において、信頼でき、標準に準拠し、再現性のある測定結果を保証するためには、国家標準への校正を継続することが重要です。高精度のLeitz InfinityLeitz PMM-C Precision 座標測定機(CMM)は、これらの高度に複雑な測定タスクに理想的なベースを提供します。

最大の精度および再現性の実現にはハイエンドの校正が必要

信頼できる製品の生産には、必ず、さまざまな異なる試験設備が必要です。この種のゲージおよびマスター部品の使用は、製品品質を左右します。このため、その校正作業は非常に重要です。

校正測定は完全に管理された条件下で行う必要があります。絶対的な最大精度と再現性を保証するため、測定システムにも厳しい必要条件が課されます。さらに、測定環境も同じく非常に重要であり、品質クラス1の測定室が必須となります。

Leitz PMM-C Precision の絶対的な寸法安定性は、サブミクロン範囲で最大の精度を保証

Leitz Infinity と Leitz PMM-C Precision は、高精度研究室アプリケーションのために設計されました。クローズドフレーム設計に従って構築され、移動可能なグラナイト・テーブルを搭載しています。設計からサブミクロン範囲の精度を保証し、機械の寸法を安定させるというコンセプト可能にします。

もう一つ重要となる点は、測定結果の再現性です。例えばLeitz Infinityは、分解能1ナノメートルのグラス・セラミックバーを装備しています。この高分解を達成するため、電子補間プロセスが使用されています。これは、0.1μm未満の再現性を可能にします。

こうした基礎的な機械特性はゲージおよびマスター部品の測定に不可欠です。これによってはじめて、測定結果で十分な高精度および信頼度を達成することができるのです。

耐衝撃性の測定ヘッド・システムで正確な測定結果を生成

これらの高精度CMMによる測定には、3D測定ヘッド・システムが使用されます。接触時に使用する力が最小限に抑えられており、プロービングによる影響は、ほぼ完全に排除されています。このプローブヘッドはスキャンプローブとして設計され、測定全体にわたり、クランプされない軸で作用します。これにより、空間内のあらゆる方向に向けられたワークピースの表面を、あらゆる空間方向から一貫した精度でプローブすることができます。

測定ソフトウェアで達成された測定不確実性計算のオフライン・シミュレーション

測定システムは、QUINDOS測定ソフトウェアによって補完されます。さまざまなオプションによって、アプリケーションごとに理想的なシステム構成を可能にします。「仮想CMM」オプションは、多くの測定研究室で使用されます。ここでは、測定不確実性シミュレーション計算が実行され、決定された測定不確実性は、各測定校正フィーチャのレポートシートにリストされます。QUINDOSは、標準ゲージの測定にあわせて適応可能な、そのままで使用できるソリューションを提供します。標準ゲージのチェックは、迅速に、作業を複雑化させることなく、「自動ゲージチェック」および「ゲージチェック中の自動許容差生成チェック」オプションで実行できます。

 

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