Absolute Scanner AS1 アーム型三次元測定機での活用例

大規模測定での正確性

Absolute Trackerとあわせて使用することで、直径60mの測定範囲においてわずか50ミクロン以内の精度で測定できます。

小規模測定での正確性

Absolute Armでの測定の場合、スキャニングシステム精度はわずか43ミクロン以内です。

低ノイズ、ビッグデータ 

他のスキャナーでは多くの場合スプレーが必要となるような光沢材料でも、毎秒最大120万ポイントで高品質測定データを収集可能。

高速測定

レーザーの幅やポイント間隔を縮小することなく、毎秒300ラインのデータを収集し、広いエリアを高速でデジタル化できます。

スキャンライン

150mmという広いミッドレンジスキャンライン幅により、各スキャンパスでより多くの面積をカバーすることで、大きな部品や表面のデジタル化を根本的に高速化します。

SHINE パフォーマンス

SHINE テクノロジーの高度なアルゴリズムは、光沢のある黒いプラスチックの自動車の本体パーツから成型された炭素繊維構成部品まで、デフォルトの露出設定のままで、ほとんどの表面形状のデジタル化を可能にします。ハイレベルのトレーニングは不要で、オペレーターによるばらつきをなくし、これまでより簡単に高品質の測定を行うことができるようになっています。

使いやすさ

AP21 のプログラム可能なクイック アクセス ボタンと Absolute Arm の 有機ELタッチスクリーン・リスト・ディスプレイを使用して、測定プロファイルの切り替えとマクロやその他のソフトウェア機能の実行を、スキャナーから直接すばやく簡単に行うことができます。

ライトムーブメント

AS1は重さわずか400グラムで軽く動かしやすく、不正確で信頼性の低い測定結果の最大の原因であるユーザーの疲労を最小限に抑えます。

完全にポータブル

スキャナーの軽量の設計はコントローラーにも及び、トラッカーに直接マウントすることができます。

ビジュアルガイダンス

レーザー投影範囲ファインダーによって、測定部品にスキャナの測定範囲を投影することで、正確かつ効率的な測定ができます。

自動化対応

スキャナー コントローラーに組み込まれた直接デジタル入出力機能により、レーザートラッカー・オートメーション・セットアップ専用のオートメーション・インターフェイスなしで、ロボットの移動とスキャンタスクを管理できます。

モジュールの驚異

AS1のモジュールコンセプトは、迅速で簡単な整備が可能になると同時に、測定チームと現場の間で、デバイス共有することもできます。

クロスプラットフォーム互換性

AS1をハンドヘルドアブソリュートポジショナーAP21に取り付け、Absolute Trackerで大規模測定を行うことも、より小規測定用の7軸Absolute Armに切り替えることもできます。切り替え時には再キャリブレーションの必要はありません。 ISO認定AS1およびAbsolute Arm 7-Axis システムの完全なスキャンシステム精度は、ISO 10360-8添付Dによる証明を受けています。AP21 ユニットを備えたAS1は、ISO 10360-10に従った証明を受けています